
特集・徹底解剖ミッドナイト・サイクロンギター (2/3)
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ではゲイリーのギターをじっくりと見てみることにしよう。
まずピックガードに描かれたイラストはゲイリー本人が描いたものである。これは彼のオリジナル・イメージキャラクターであるらしい。
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そして前代未聞の四個のピックアップは、すべて鬼六氏の手作業で製作されたものだ。このピックアップはハムバッキング×2とシングル×2とに分けられて配線され個別に出力できるようにアウトジャックが2つ設けられている。

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ボディトップのプレートに付けられたジャックからはハムバッキング×2のサウンドは出力され、ボディサイドのジャックからはシングル×2のサウンドが出力される仕組みになっている。
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コントロール系統だがピックガード上には5WAYスイッチ、グリーンのボリューム ・ノブに白いトーン・ノブ、そしてレスポールなどに使用されるトグルスイッチが取り付けられている。すべてのピックアップの音色はこの5WAYスイッチで切り替えられる。
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グリーンのボリューム・ノブと白いトーン・ノブはハムバッキング用のコントローラーで、シングルは接ぎ足されたテレキャスター用のコントロール・プレートで行う。トグルスイッチは2系統の出力を切り替えるためのもので、上の位置ではハムバッキ ングのみ、下の位置ではシングルのみの出力、中間の位置で両方の出力を可能にする。

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これにより2台のアンプから、まったく違ったサウンドを鳴らすことができる。スリーピースでの活動を核としながらもサウンドの拡がりにこだわったゲイリーと鬼六が生み出した、まさにマジックである。
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かのブルースメン、ロバート・ジョンスンが十字路で悪魔に魂を売り、ボトムの利いたブルーズサウンドをモノにしたように、ゲイリーは宇都宮の県庁前交差点近くの工房で鬼六と取引きし 、あのヘビィなサウンドをモノにしたのだ。
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